【ネズミが大発生!】自分で駆除する方法は?

近年、世界的にネズミが大発生し問題となっています。SNS上でネズミが駆け回る映像なども投稿されていたりとネズミ被害が深刻化しています。

ここ日本においても、夜眠っているときに天井から何かが走る音がした、うるさくて寝むることができない、などの被害に今までに苦しめられた方もおられるでしょう。インターネットが普及しいろいろな情報を調べられる現在、ネズミ駆除を自分で行ってみようとお考えの方もいると思います。今回はネズミ駆除は自分でできるのかという点について解説したいと思います。

<目次>

・自分でできるネズミ駆除の方法

・自分でできるネズミ対策

・ネズミ駆除を自分でしたときの失敗例

・まとめ

自分でできるネズミ駆除の方法

まず、自分で行えるネズミ駆除の方法について代表的な3点をお伝えします。

■粘着シート

私たちプロがよく利用する方法としてはこの粘着シートが多いです。粘着シートを設置するコツとしてはできるだけ多く隙間なく設置することです。基本的にネズミは私たちが寝ている間に行動することが多いので、夜寝る前に設置すると効果が高いです。ネズミが通った後(ラットサイン)が見られる箇所には重点的に置きましょう。ただこの粘着シート、鼠を捕獲するものなので、粘着力がかなり高いです。なので、床や手についてしまった、という失敗例もよく聞きますので注意してください。設置するときはゴム手袋を着用するようにしましょう。そうすることで手に粘着シートがつかない他、粘着シートに人間の臭いがつくのを防ぐことができます。シートに人間の臭いがつくとネズミが警戒して罠に近づかなくなります。

■捕獲器

インターネットで検索をするとネズミの捕獲器も販売されています。ネズミの食べなれているものや、実際に被害にあった食材をエサとして使用し、ネズミが通るだろうと思われる箇所、物陰に設置してください。初心者にとっては非常に扱いやすい商品だと感じます。電池式のタイプから昔ながらのパチンコ式など様々ありますので、自分の好みにあったものを選ぶといいでしょう。ただ、捕獲器の中でネズミが暴れまわり、無残な姿で発見されることがあるため心構えが必要です。

■毒エサ

ネズミが好むエサ、実際に被害にあったエサに毒エサを混ぜて食べさせることで死に至らせます。自分で一から毒エサを作ることも可能です。ただ、一から作ってもネズミが食べてくれなかったら労力が無駄になるので、この毒エサもドラッグストアなどで販売されているので見てみてください。毒エサの中には即効性のあるものと、効果が3日後からというものがあります。ネズミの中には毒エサに耐性のあるネズミ(スーパーラット)もいるため、スーパーラット用に開発された毒エサを使用するのがいいかもしれませんね。毒エサを食べたネズミは視力から悪くなるため、明るいところで死ぬことが多いです。毒エサになれさせるため、設置した数日間はそのまま放置しておいてください。ただし、小さなお子様やペットを飼われているお家は誤飲に注意してください!

自分でできるネズミ対策

ネズミの駆除の方法が分かったところで、次はネズミが入ってこないようにする対策についてお伝えします。

①エサや巣の材料をなくす

リビングやキッチン、飲食店などでは厨房に食材をそのまま置いているところがあれば、すぐに撤去し、見つからないようにする工夫が必要です。具体的には食べ物をフタ付き容器に入れ替える、生ゴミやペットフードもエサとなるため、フタつきのゴミ箱に変更するなどの工夫をしましょう。さらに、紙やティッシュペーパー、布、ビニール袋などは巣の材料になってしまうため片づけましょう。長時間放置してある、布団やバッグ、ダンボールなども注意が必要です。

②侵入口を塞ぐ

ネズミは少しの隙間があればすぐに侵入してきてしまうため、隙間や穴はふさぎましょう。通路となる通機口、排水溝などには金網をつけ、壁に隙間や穴がある場合は防鼠パテで塞ぐ必要があります。家や店舗周辺でネズミが発生している場合は開けっ放しの扉やドア、窓から侵入する場合があります。その際に注意点としては、屋内にすでにネズミがいる状態で侵入口を塞いでしまうと、別の部屋へ逃げていくこともありますので気をつけましょう。また、対策をしっかりとしているのにも関わらずネズミ被害がある場合は、また新しいネズミが侵入している可能性があります。

③忌避剤を撒く

ネズミの嫌がる臭いを出す忌避剤を使用し、ネズミが住みにくい環境を作り出します。忌避剤の中には、スプレータイプ、くん煙タイプ、設置タイプなど様々な種類が存在します。自分の環境に合ったものを選ぶといいでしょう。ただこちらの忌避剤はあくまでも寄せ付けないことが目的なので、駆除はできないため間違えないようにしてくださいね。

④超音波で追い払う

超音波によってネズミにストレスを与え、他の場所へ移動させることができます。ただし、他に逃げ場がない場合やエサが豊富にある場合は我慢しながらも居座る場合もあります。超音波に関してはあまり効果がないという声もあるため他の対策と組み合わせて行うなど工夫してみるといいでしょう。

ネズミ駆除を自分でしたときの失敗例

プロの害虫駆除業者からは一概にオススメできませんが、自分でネズミ駆除を行うことは可能です。しかし、自分で駆除を行った際に一番皆様、「やはり業者に依頼したらよかった」と仰られます。うまく駆除できる場合もありますが、失敗してしまったという声もよく耳にします。「自分でエサや捕獲器を設置しても被害が収まらない」「お金と労力をかけて、結局つかまらない」「捕獲したはいいが、最後死んだネズミを処理しなければならないことを考えてなかった」など言われることも多いです。自分で駆除を試みた結果、うまくいかず当社のような業者に相談する方も少なくありません。何より、死んだネズミは多くの病原菌を保有しています。自分でネズミ駆除を行い、自らが病気になってしまっては本末転倒です。なので無理をせず自分で駆除作業は難しいなと感じたらプロにお願いするようにしてください。当社では見積もり無料・最短施工可能ですのでお気軽にお問合せください。
また当社の害虫駆除チームにインタビューを行い実際に合った現場でのエピソードなどを紹介しておりますのでご参考までにご覧ください。

 

まとめ

ネズミは一度住みかを作ってしまうと、駆除対策を行わないと自然にいなくなってはくれません。なので、自分でできる予防や対策を行っていかなければいけません。今は手軽に駆除グッズを手に入れることができますので、自分でできることは試してみてもいいかもしれませんね。ただし、恐怖や不安を感じたらプロに任せてみてください。